貸切バス専門センターブログ

貸切バス専門センターのスタッフによる日々の業務や注目の情報をお知らせいたします。

2018
7
30

【貸切バス】バス料金の算出について

皆様こんにちは!
バス専運行管理者です。

今回はバス料金の算出の仕方についてご案内させていただきます。

2012年関越道の事故が起きたことにより、バス料金の見直しがあり、
定められた金額内で料金を出すように国土交通省により
定められました。

例として、関東 小型バス 下限の場合 実車距離10キロ 乗務員拘束時間3時間
配車場所までの回送距離25キロ 回送時間往復2時間 点検時間往復2時間の場合
走行距離1キロあたり×\80税抜+乗務員拘束時間1時間あたり×\3,850税抜=バス料金
といった形で算出する形となります。
定められた金額以下または以上で販売すると罰則があります。

上記走行距離、乗務員拘束時間には実際に走った距離、拘束時間だけでなく
乗務員の出発準備する時間、回送する距離、時間も計算に入ります。

算出の仕方としては、
(実車距離10キロ+回送距離25キロ×2※往復)×\80+(運行時間3時間+回送時間1時間×2※往復+点検時間1時間×2※往復)×\3,850=
60キロ×¥80+7時間×\3,850=\31,750×1,08※税=\34,290が下限料金となります。

その他のルールとして、
22:00~5:00の間は深夜早朝運行料金が発生。※時間制運賃及び交代運転者配置料金の2割増以内
トイレ付、リフト車はサロン車は特殊車両割増料金が発生。※運賃の5割増以内
というものがあります。
あとは乗務員の合計拘束時間が16時間を超えると2名体制になったり、
仮眠が必要となったりと細かいルールがたくさんありますので
お気軽に問い合わせいただければと思います。

バスでのご旅行の際は是非弊社へお問い合わせくださいませ!

また、バスのみの利用の際は貸切バスサイト「バス専」も
よろしくお願いします。
バス専
https://bus-expert.jp/